平成28年度公開講座(春夏)では，「気象モニター」を題材としてマイコンを用いて温度・湿度・照度・時刻などを計測する装置を制作します．副題は「誰でもできるプロトタイピング」としていますが，プロトタイプ（試作）を通じてもの作りの楽しさを知ってもらうことが本講座の目的です．春夏講座では，おもにマイコンのプログラム方法をArduinoのスケッチを使い学び，気象モニターに必要なセンサによる計測の基本を習得します．
スケジュール：
① 概要，開発環境セットアップ
② はじめてのスケッチ
③ 照度センサとシリアルモニタ
④ フルカラーLEDを使う
⑤ 温湿度・大気圧センサと液晶ディスプレイ
⑥ センサの計測結果のLEDによる可視化
講座で使用するボード：
気象モニター（親機） 気象モニター（中身）
使用部品一覧：
・マイコン（Arduino Pro Mini 3.3V 8MHz）
・温湿度センサ（Bosch, BME280）
・液晶ディスプレイ（LCM1602 I2C通信）
・照度センサ（NJL750L）
・アナログ温度センサ（LM61CIZ）
・リアルタイムクロックEEPROM付き（Maxim DS1307 / AT24C32）
・フルカラーLED（OSTA-5131A）