徳島大学ハニカムLEDディスプレイ「記者会見」

徳島大学ハニカムLEDディスプレイ「記者会見」

徳島大学コミュニケーションハブにおいて記者会見を実施

2020年6月23日

徳島大学本部コミュニケーションハブにおいて,「ハニカム(蜂の巣)LEDディスプレイ実証実験スタート」ー徳島駅クレメントプラザ玄関に設置ーと題して,メディア,プレス向けに記者会見を行いました。

共同制作

徳島大学と県内企業3社(日本フネン株式会社,富士製紙企業組合,JR徳島駅ビル開発株式会社)と共同で,商業施設向けにハニカムLEDディスプレイを制作しました。徳島大学の特許技術である「面発光技術」(*1)を採用し,金属製のハニカム筐体を日本フネン株式会社,徳島伝統の手漉き阿波和紙(落水)の制作を富士製紙企業組合,ディスプレイの設置場所の提供をJR徳島駅ビル開発株式会社がそれぞれ担いました。

(*1) 特願2018-549067「表示装置及び画素ユニット」

実証実験

実証実験は,ハニカムLEDディスプレイの製品化・事業化の推進を目的としています。徳島大学と企業3社(日本フネン株式会社,富士製紙企業組合,JR徳島駅ビル開発株式会社)とで,2019年10月より,新しいハニカム筐体の設計・制作を開始しました。ハニカムLEDディスプレイは,これまでにない新しいLEDディスプレイの形態のため,量産が可能な製造方法や設置方法について多くの検討がなされました。実証実験では,徳島駅クレメントプラザ玄関に実際に制作したハニカムLEDディスプレイを設置して,「新技術の普及」,「市場価値の創出」,並びに「製品化を見据えた性能試験」を行いながら,事業化・製品化を進める上で重要な「連携企業の探索」を行っていきます。

公開までに

2020年3月10日に徳島駅クレメントプラザ玄関にハニカムLEDディスプレイを設置しましたが,ほどなく新型コロナウィルスの影響によって店舗が休業に入りディスプレイも停止していました。新型コロナウィルスの影響は依然として残りますが,5月11日より店舗営業が再開され,ハニカムLEDディスプレイにも灯がともって次第に賑わいを取り戻しつつあります。徳島大学と徳島県内企業と共に,ハニカムLEDディスプレイを通じて,徳島駅周辺を盛り上げていければと思います。

動画

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記者会見

 

ポスター